家庭で利用する除菌商品といえば、アルコールが使われているものがほとんどですが、アルコールは手が荒れるので、あまり使用したいくないという方が多いのではないでしょうか?

手荒れのしない除菌方法があればいいのにと、検索して出てくるのが「次亜塩素酸水」。

でも…。

手荒れしなくて除菌効果もあるのに、どうして次亜塩素酸水の商品ってお店にないの?もしかしたら、本当は危険なものなの?

店に並ばないのには、何か理由があるのかも!と、憶測が飛び交いますよね。

そこで今回は、どうして次亜塩素酸水がお店にならばないのか?またアルコールに比べて本当にデメリットがないのかなども合わせて解説していきます。

この記事のまとめ

次亜塩素酸水がお店に並ばない理由とは

次亜塩素酸水がお店に並ばない理由は?

次亜塩素酸水が、アルコール除菌アイテムのように店頭に並ばないのは、次亜塩素酸自体が安定しない液体だからです。

製品の特性上、UVに当たると自己分解を起こします。

店頭に並べる事で、常に自己分解し、お客様が利用される時には塩素濃度が0ppmになる可能性があります。

次亜塩素酸水関連の商品が、アルコール除菌のように店頭に並ばないのがこのためです。

次亜塩素酸水を使いたい場合どうすればいいの?

もし次亜塩素酸水を使いたい場合、下記2つの方法が考えられます。

  1. 次亜塩素酸水の精製機を購入する
  2. アルミパウチでUVを遮断した容器に入った次亜塩素酸水を、メーカーから直接購入する

1の次亜塩素酸水精製機の購入は、現実的ではないので2のメーカーから直接購入する方法がおすすめです。

ここで注意しなければいけないポイントが3つあります。

次亜塩素酸水を購入する際の3つのポイント

1:ハイガスバリア性のものを購入する

次亜塩素酸水は、紫外線に弱い製品です。

どんなに塩素濃度が高くても、ポリタンクやペットボトル容器に入っているものは、すぐに塩素濃度が低くなります。

注意書きに冷暗所保管が明記されていたとしても、配送や使用する際に紫外線に触れてしますので、必ず購入時はハイガスバリア対応のものや、ダンボール等で紫外線を防ぐものを選びましょう。

2:メーカーから直接購入する

次亜塩素酸水は、メーカーから直接購入しましょう。

メーカーから直接購入する事で、次亜塩素酸水の精製後最短で届くからです。

また、メーカー直なので中間マージンがなく、そのまま価格に反映されるからより経済的に利用できます。

3:製造日が明記してあるものを購入する

次亜塩素酸水は、雑貨になるので食品のように消費期限がありませんが、当然製造後から徐々に塩素濃度が低くなります。

製造日が明記してある事で、生成後から使用目安が分かるのはもちろん、メーカーの品質への対応がわかるので、必ず生成日が記載されているものを購入しましょう。

まとめ

今回は、次亜塩素酸水がお店に並ばない理由について解説させていただきました。

どうして次亜塩素酸水が除菌アルコールのように、店頭に並ばないのか伝わったと思います。

ご家庭で、除菌・消臭目的で次亜塩素酸水を使おうと検討中の方は、是非参考にしてくださん。